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お菓子を焼く、パンを焼く、シアワセなひととき。  日々のごはん、そしておもてなし
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結婚して通算4回の引越しのたびにいつも、
出発するトラックの荷台の出口に面した最前列に、最後の最後に乗り込み、
そして到着したトラックの荷台より、一番最初に降りてきたものは、
糠床とフルーツのラム酒漬の大瓶でした。


そう、
老舗のうなぎ屋さんの、かば焼きのタレのように、
付け足し付け足し、かれこれ10年以上の熟成を経てきた
様々なレーズンやら、プルーンやらのヴィンテージなビンなのです。

だいぶ残り少なくなっていたのだけれど、
昨年末に、思い立って、全部使うことにしました。


小麦粉    130g
卵      130g(卵2個+卵黄1個)
バター    100g
きび糖    100g

シナモン   小さじ半分
ラム酒漬けフルーツ  1カップ



バターを泡立てる方法で。




☆☆☆



いつも以上に熟成させようと、年を越して、待つこと2週間。


フルーツに、10数年の時の深みを感じました。(笑)

しっとりと、上等なできばえよ。
美味しいです。(^^)
  

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