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お菓子を焼く、パンを焼く、シアワセなひととき。  日々のごはん、そしておもてなし
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パンの街つくば、
ブーランジェリー アンキュイのクロワッサン!

早朝5時半過ぎ、試合の日。
まだ日の出前とはいえ、至福の朝ごはんタイム。
眠気も覚める素晴らしい美味しさ。
パワーチャージ!!



今や予約しないと入手が難しい程、出世したクロワッサン君。
旦那君に頼んでゲットしてきてもらいました。



小山さんとお仕事ご一緒していた2年前の半年間。
あの頃の彼のクロワッサンも美味しかった!

でも、

いったい何が起きたの?

と驚いたほど、当時とは別の種類のおいしさに進化を遂げてお店に並んでる、
アンキュイのクロワッサンよ。

成型が違う。
バイアス方向を巧みに利用してる、心地よい引きの強さの生地。
織り込んだ発酵バターの香りを最大限に生かしてる、生地自体の完成度。



焼き立ては美味しそうなのに、翌朝になると味も見かけも食感も
ショボンとしちゃうがっかりなクロワッサンが多いけれど、
アンキュイのクロワッサンは翌朝も本当に堂々と美味しい。
食べ終わってしまうのが残念になるの。

巻きをほごしながら食べたいし、
ザクッとした香ばしい生地の主張を楽しみつつ縦からも食べたい。

なんて悩ましげなクロワッサンなのかしらー

いわゆる普通のクロワッサンとは全く違うしっかりした個性に、
作り手の、こういうパンを食べてほしいんだ、という迷いのない意志を感じます。
本物の仕事をしてきたからこそ出せる技術なのでしょう。

彼は、こういう味の、こういう生地のパンを作って、と
イメージを伝えたら、配合を巧みに調整して、それを作ってくれる人。
レシピと知識の引出しの多さもさることながら、
持ち前のセンスと美意識、そして一番大切な、舌も持ってる。

いいなぁ、つくばに住んでいらっしゃる皆さん。
こんなに美味しいパンが食べられて!!

☆☆☆







カンパーニュに自家製トフィを塗って。
缶入りのコンデンスミルクを85度で4時間保温すると、おいしいトフィに
なります。

イギリスのバノフィパイというお菓子もこうやって作ります。
興味がある方はこちらにレシピをアップしています。
覗いてみてくださいね。(^ー^)

バニラアイスにマーブル状に混ぜ込むと、
いわゆるドルチェ ディ レチェ風ね。ハーゲンダッツの。





パンドミーだけではなくて、カンパーニュで作るクロックムッシュも大好き。
私はペシャメルソースには、チラッとナツメグを利かせます。

この日は、夕ご飯のグラタンのついでだったから、
透き通るまで炒めた玉ねぎもいっぱい入っています。
ローリエで香りも追加しました。



ドイツパンも並べ始めたそうです。
フォルコンブロート。
ライ麦の、大地の、力強い味。美味しい!


サンドにしました。
バターを塗って、粒マスタードもたっぷり。ほろ苦いトレビスと、スモークの鴨肉。




カマンベールに、ラム酒漬のイチヂクとレーズンを乗せて。
クリームチーズではなく、カマンベールね。
オトナのサンド♪




力強いドイツのライ麦のパンには、生地に負けないしっかりとした具がよく合いますね。




これを持って、このあと散歩に行きました。
アメ横のジュエンスポーツと、センタービルの地下で買い物をして、
そのままテクテク不忍の池に出て、蓮の葉っぱを眺めながら一人でお昼。
お池に泳ぐ鴨を見てちょっと複雑な気持ちになりましたが。^^;

谷中に出て、ぐるっと回って、桜木まで足を延ばし、
美味しいケーキを買って帰ってきました。

どこを歩いていても、ほんのりと金木犀の甘い香りが漂っていた
10月の晴れた日。

シンプルな、でも極上の日常のシアワセでした。





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