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お菓子を焼く、パンを焼く、シアワセなひととき。  日々のごはん、そしておもてなし
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甘酸っぱく煮たりんごとブラックチョコレートの小さなハート型のケーキ。

密やかに、シナモンとラム酒も忍んでいます。
オトナの味よ。


レシピ (ハート型12個分)


小麦粉           70g
アーモンドパウダー     70g
ココアパウダー       30g
シナモン      小さじ3分の2 
きび糖          100g
有塩バター        100g
卵              3個
ラム酒          大さじ1


ブラックチョコレート    100g~
煮りんご          150g~ 
(りんご1個をレモン汁大さじ1と砂糖大さじ2で煮たもの。)

※  両方とも好きなだけ増やして下さいね。
   と言っても、限度はあるけれどね。(^_^;)





(作り方)

前準備

アーモンドパウダーは、160度で3分空焼きする。
オーブンの余熱は170度に。
粉類はあわせてふるっておく。
バターはチンして40度位に温めて溶かす。
チョコレートは大きく砕く。(板チョコだったら、ワンブロック、1かけね)

ジェノワーズ方式で、生地を作っていきます。


1、卵を砂糖を加えながら、もったりするまでよ~~~く、あわ立てる。

2、ふるっておいた粉を1度に加えて、ヘラで優しく生地を混ぜる。

3、バターとラム酒を加えて、つやつやするまでよく混ぜる。

4、型に流し込み、等分にチョコを入れ、りんごをのせる。

5、170度で 25分焼く。



もっこりスタイルではないケーキよ。
型にこの位流し込んで、焼き上がりは型の上、すれすれです。




シナモンとラムとチョコとりんご。
大好きな組み合わせ。
アーモンドがいい仕事してくれて、しっとりとした生地です。(^^)

りんご以外には、製菓用の柔らかいオレンジスライスでも。
その際は、ラムをオレンジ系リキュールに変えてね。

チェリーにしてお酒はキルシュというのもグー。





お姉ちゃん達が学校から帰ってきたら、2人が用意したチョコと一緒に、
実家へもお裾分けです。
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レシピ 底辺5センチのマフィン型 6個分


小麦粉       150g
抹茶         10g
BP          6g
砂糖        100g
無塩バター     100g
塩           少々
卵           3個
牛乳         60cc


ホワイトチョコレート  好きなだけ
            私はマフィン1個につき、ダースを3粒入れたのだけど、
            4個入ってもよかったかも。(^^)   

※ ブロックを削る時は、1粒をサイコロ位に、大きくして下さいね。
  小さかったりチョコチップだと、存在感が希薄でつまらないの。
     



作り方


前準備

バターと卵は常温に。
牛乳は人肌程度に温める。
小麦粉と抹茶とBPは3回ふるう。
オーブンは170度に余熱。


1、 バターと砂糖、塩を、ふんわりとたっぷり、た~っぷりと空気を含むまで、
   よ~~~くあわ立てる。

2、 卵を溶いて、少しづつ少しづつ、分離に気をつけながら、心を落ち着かせ、
   のんびりと焦らず少しづつ(くど過ぎ?(^_^;))泡立てながら混ぜ込んでいく。

3、牛乳を混ぜる。

4、ふるっておいた粉類を、1度に入れて、ヘラで生地がなじみ切るまで
  あわせる。

5、型に6等分して流し込むのだけれど、まず7分目まで入れて、チョコを押し込み、
  その上に残りの生地をかぶせる。チョコは顔を出さないように深く沈めて下さいね。
  こげると風味が変わってしまうの。

6、170度で25分焼く。






抹茶の風味が濃厚で、香りがとてもよく、ホワイトチョコとの
相性もばっちり!
とてもおいしいです。ふんわり☆

生地作りで心が急くと、がっしりとしたマッチョなマフィンになっちゃうのよ。
のんびり心を落ち着かせて、音楽でも聴きながら作ってくださいね。


ちなみにワタクシのこの日のBGM

DIANA KRALL

The Very Best of Diana Krall
I 've got you under my skin



大好きな1枚。

どんなにドタバタアタフタした日も、この人の声を聞くとしっとり落ち着きます。
夕方に聞いていると、ホロリと切なくなっちゃったりもするのだけれどね。
夜更け、眠る前のBGMにも。


果物を引き立てる、さわやかなレモン風味のクリームチーズフラン。




大きいフラン皿には、グリオットチェリーを、
小さいフラン皿には、アプリコットを詰めました。
(両方とも今日は缶詰を使用)



こっちの奥に添えたのは、フォンセの2番生地で作った葉っぱです。
もちろん今日作ったのではなくてね、以前りんごのパイを作った時に、
作って冷凍ストックしておいたものよ。

☆☆☆

タルト生地を作り、このアパレイユとして流し込んだら、それはとっても
素敵なお菓子になります。
(その際は牛乳の一部を生クリームに置き換えます。)
でもでもね、そのタルト生地を仕込むそのひと手間が、
ちょっと気が乗らない時ってあるの。(私には)
そういう時はこんな風にして、クランブルや別焼きのパイ生地を添えて。
食後のおもてなしデザートには、タルト地はちょっと重いかな、という時にも。(^^)


(レシピ)


クリームチーズ          150g
牛乳                 400cc
卵                   2個
卵黄                 2個分
砂糖                 80g
レモン皮              1個分すりおろし
レモン汁               1個分(40cc)

アプリコットやグリオットチェリーなど。

(作り方)


型に薄くバターを塗る。(省略可)
オーブンは160度に余熱。
お湯を沸かす。

1、クリームチーズをレンジで軽くチンして柔らかくしてよく練る。

2、砂糖、レモン皮、レモン果汁を加えてよく練る。

3、溶いた卵液を少しづつ加えていく。

4、レンジで人肌程度に温めた牛乳を注ぎ、静かによく混ぜる。

5、型にフルーツを散らす。

6、漉し器で漉しながら、型に流し込む。

7、湯煎焼きで約45分。(大きい型の場合。)
  (オーブンによって微調整。くれぐれも焼きすぎに注意を!)
  粗熱をとり、冷蔵庫でよ~く冷やして召し上がれ。


ちなみに補足!

簡単にバナナでも美味しくできるのよ!
その際はね、レモンは使いません。
上のレシピに牛乳を50cc増やし、バニラオイルかラムで風味をつけて下さいね。

牛乳の一部を生クリームに変えると、もっと濃厚に出来上がります。
タルトのアパレイユにするならそちらがお勧め。





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先日の味噌松風風シフォンケーキに引き続き、お味噌のお菓子です。
カトルカールの配合を基本に、少々引き算をしてみたの。
柚子&お味噌の香りで、ほっこりと懐かしい、和風のお菓子よ。

醤油スイーツもそうだけど、味噌スイーツも、
焼き上がりは、全く別物の香り。
いわゆるお味噌汁のようなお味噌の気配はないです。
(^^)


レシピ

小麦粉      130g
無塩バター    130g
三温糖      120g
卵          2個
卵黄         1個
柚子皮      大1個分 
柚子果汁     大さじ1
味噌        20g(米のこし味噌。大さじ1と半分)


クランブル      適量

※ クランブル→ 小麦粉、アーモンドパウダー、粉糖、バターが同割。
  フープロでサラサラ→そぼろ状になるまで攪拌して一晩寝かせます。
  
  クランブルは焼き菓子のトッピングなどなど、いろいろ使えて
  応用が広がります。冷凍ストックできるので、私は50g単位で
  まとめて作っています。
  アーモンドをくるみにしたり、スパイス利かせたり、黒糖にしたり、
  好みのアレンジを楽しんでくださいね。 


  ☆☆☆

  私はケーキに時々わざと有塩バターを使うので、
  その時はレシピに有塩、と書いてあります。
  でもこのケーキにはね、お味噌の塩分があるので
  必ず無塩バターを使います。


(作り方)
ジェノワーズ同様、共立てで作っていきます。

(前準備)

 粉はふるう。
 型に紙を敷く。
 バターは50度位にとかす。
 柚子皮を摩り下ろし、果汁、味噌と混ぜておく。


1、卵と砂糖を、ゆせんにかけてもったりするまであわ立てる。

2、混ぜておいた柚子皮、柚子果汁、味噌を混ぜ、よく攪拌する。

3、ふるっておいた粉を一度に加え、ヘラで混ぜる。

4、バターを入れて、生地が艶々するまでよく混ぜる。

5、型の八分目まで流し込み、クランブルを散らす。
  (クランブルは、もちろんなくてもOK)

6、180度のオーブンで40分焼く。粗熱が取れたら型から取り出して
   冷ます。



焼く前。




焼き上がり。
21センチの型と、ミニカップで2個分の生地でした。
私の脳の味覚のツボ!
年に1度は絶対食べたい発作、今年も到来!(^^)

大好きな、レーズンのペースト入りのキャロットマフィンです。

全粒粉を切らしていたので、ちょっとレシピを変えてみました。
そしたらね、こっちの方がさらに美味しいわ♪
以降、これで行くことに決めましたわ。







レシピ (底辺5センチのマフィン型6個分)



 小麦粉         180g
 アーモンドパウダー   60g
 BP          大さじ1
 シナモン        小さじ半分
 カルダモン       少々(好みで。なくても可)
卵            2個
 黒糖          100g
 バター          70g 
 人参          150gすりおろし
※レーズン        100g

※ レーズンはフープロにかけてペーストにします。
  ちょっと時間かかるけれどそのうちに、ちゃ~んとなります。
  多少ツブツブが残っててOK!


作り方はいたって簡単、ワンボール!
と、お披露目するその前に、ちょっぴりとウンチクなぞを。

☆☆☆

 ところで、「レーズンをペーストにして使うの?!」って、
 びっくりする方も多いのではないかしら。
 
 ハイ、そうなのです。(^^)

 私はまとめて作っておいて、小分けストックして、ハード系のパン生地に混ぜ込んだりもするのよ。
 ぶどうパンはぶどうパンでも、味わいの全く異なる美味しいパンができます。
 レーズンの滋味深い甘みがね、生地全体に溶け込んでいて、香りもいいのよ。

 特に私は、この人参のマフィンに使うのがお気に入り。

 レーズンの使い道にも、そのお味にも、なんとな~くマンネリ感を感じている方に、
 是非是非試していただきたいなぁと思います。

☆☆☆

さてさて、それでは作り方。


前準備

★レーズンはフープロにかけてペーストにする。
★人参はすりおろす。
★バターをチンして溶かす。
★アーモンドパウダーは空焼きする。(160度で2~3分)
★オーブンは180度に余熱。
★マフィン型に紙を敷く。
★粉とスパイスを振るっておく。


※アーモンドパウダーは、ナマです。
 アーモンドパウダーをお菓子(特にケーキ生地)に使う時は、必ず空焼きしましょう。
お菓子のレシピ本って、意外とこの当たり前の事が書いてないのよね。
 アーモンドクリームなんて、全く別物になります。
しっかり焼きこむ薄いクッキーなどは例外でも。


1、 大きいボールに卵を割る。黒糖とよく混ぜる。

2、 すりおろし人参とレーズンペーストを加えてよく混ぜる。

3、 溶かしバターも加えて、よく混ぜる。

4、 ふるっておいた粉類を加え、ゴムベラでさっくり混ぜる。

5、 型に詰めて、180度で30分、竹串をさして何もついてこなければ、焼き上がり! 





マフィンやケーキって レシピを眺めていると、
焼き上がった生地のキメはどんな感じなのかなって、
そこも気になる所なのよね。(^^)
ハイ、こんな感じです。

大好きな味です。










ほっこりな美味しさ。


レシピ


小麦粉      110g
きなこ       40g
粉糖        50g
卵黄         1個
有塩バター    100g


仕上げの粗目グラニュー糖 適量


(作り方)

前準備

小麦粉ときなこをよくふるっておく。
バターと卵は常温。

1、バターをふんわりするまでよくあわ立てる。

2、粉糖を加えてさらによくあわ立てる。

3、卵黄を入れてさらにあわ立てる。

4、小麦粉ときなこを入れ、むらがないように、しっかり混ぜ合わせる。

5、生地をラップの芯くらいの太さで、30センチに伸す。
  もしくは、15×2本に。

6、ラップにくるみ、冷凍庫でしっかり凍らせる。

7、生地を取り出してグラニュー糖をゴリゴリっとまぶす。

8、1センチにカットして、170度のオーブンで20分焼く。
  手で触れるくらいになったら、網の上で冷ます。 



和三盆糖&発酵バターでも作ってみたい!
ほんのりとシナモンをきかせたりしたら
八つ橋の趣にもなりそうよ。(^^)







レモンとヨーグルトの、さわやかな生地の中に、
ホワイトチョコレートを刻んで混ぜ込んだマフィンよ。


レシピ (底の直径5センチのマフィン型 6個分)


小麦粉      150g
BP       大さじ半分
上白糖      100g
卵        150g(M玉3個)
有塩バター    100g
レモン皮   1個分(すりおろす)
レモン果汁    20cc(約2分の1個分)
無糖ヨーグルト  60g 
ホワイトチョコ  50g

(作り方)

前準備

バターと卵は室温に戻しておく
小麦粉とBPはあわせてよくふるう。
チョコは5ミリ角位に刻む。
オーブンは180度に余熱。


1、バターと砂糖を、白っぽくなるまでよ~くよ~くあわ立てる。

2、レモンの皮と果汁を入れてさらに混ぜる。

3、卵を溶いて、少しづつ少しづつ、分離に気をつけながら
  よく混ぜる。ヨーグルトも加える。

4、ふるっておいた粉を一度に入れて、さっくりとヘラで混ぜる。

5、ホワイトチョコを混ぜる。

6、型に入れて、180度で約25分~30分焼く。

ポイントはね、生地の上からホワイトチョコのお顔が出ないようにすることよ。ホワイトチョコはこんがりすると、風味が変わってしまうの。

☆☆☆

いまだによくわからないのが、カップケーキとマフィンの違いなの。

恋と愛との、その決定的な相違点が、
いくつになってもはっきりよくわからないのとおんなじだわ、

なんて、

焼いてる間、オーブンの中をのぞきこみながら
年甲斐もなくこんな哲学的なことをぼんやり考えておりました。(^_^;)

レシピの定義ってあるのかしらね。

「レモンで春のごちそうコンテスト」参加中♪
生地は1つ、でもマーブルな、とっても美味しいケーキよ!




ヘーゼルナッツとチョコレートって、ホントにホントにすばらしい相性だわって、
しみじみ感じるケーキです。

生地作りは1種類なので、とても簡単!
どうぞお試し下さいね。


レシピ (15センチ 丸型)

ヘーゼルナッツパウダー    100g
小麦粉               50g
BP               小さじ1
砂糖                120g
有塩バター            120g
卵(M)               2個
卵黄                1個分

チョコレート             50g
グランマニエ           小さじ2


(作り方)


前準備

ヘーゼルナッツパウダーは、160度で3分間空焼きする。
オーブンは170度に余熱。
バターは室温に戻す。
小麦粉とBPはよくふるう。
卵と卵黄は室温でよく溶いておく。
型に紙を敷く。
チョコレートはこまかく刻み、少し大きめなボールで湯煎で溶かしておく。


1、 バターと砂糖を、白っぽくフワッとするまでよく泡立てる。

2、 分離に気をつけて、卵を少しづつ数回に分けて混ぜながら
   その都度泡立て続ける。

3、ヘーゼルナッツパウダーを混ぜる。

4、さらに小麦粉&BPをさっくりと混ぜる。
  これで生地は完成。

5、湯煎で溶かしたチョコに、グランマニエを混ぜる。

6、4の生地の3分の1量を取り分けて、5のチョコレートと混ぜる。
  
6、型にまず、プレーンな3分の2の生地を中央部を少々凹ませて流します。
次にチョコの生地を流し込みます。


こんな感じよ。箸で掻きまわしたりはしないの。
チョコの生地の方が重いから、焼いている間に勝手に中でうねります。
くっきり二層の方が、味のコントラストがよくわかって美味しいの。

7、170度のオーブンで約50分、焼いて出来上がり。
  焼き時間はオーブンの癖で調整して下さいね。
  概してナッツのケーキはしっかり焼いた方が美味しいです。(^^)



焼き上がり♪
 




昨年末に作った、ヨーグルトのムースです!
プログラマーさん からご伝授いただいたレシピなの!


クリスマスケーキシーズンが過ぎ、
もうちょっと待てば生クリームはきっと値引きだわ、
と見込んでその時を虎視眈々と待っていた、ずうずうしいワタクシ。(^/^)


さわやかでとっても美味しかったです!!
プログラマーさん、ありがとうございました!

と、ここで!!

これからご結婚を考えていらっしゃる方、及びお相手募集中の方!!



お料理が得意なご主人様は、将来絶対大きな財産ですよ!!

その辺も念頭に入れ、どうぞ未来へ自己投資されて下さいね!





ラム酒の香る、美味しい林檎のシフォンケーキです。


レシピ (17cm型 プラス 小さなカップに2個分)


卵黄          5個分
卵白          5個分
小麦粉         90g 
BP          大さじ半分
砂糖          90g
バター         60g
牛乳          65g
ラム酒         大さじ1

りんご(フジ)     正味150g
砂糖          大さじ1
水           大さじ1
シナモン        少々 






作り方

前準備  林檎はみじん切りにして、材料を全部フライパンに入れて、
     中火で透き通るまでソテーする。冷ましておく。
   

1、   卵は常温にしておく。
     粉とBPは3回ふるう。
     マグカップに牛乳とバターを入れてレンジにかけ
     40度位に温める。
     オーブンの余熱は200度。

2、  ボールに卵黄と砂糖の9割を入れて、白っぽくなるまで
    よくすり混ぜる。

3、   2に、温めた牛乳とバターを入れ、よく混ぜる。ラム酒も加える。  

4、   ふるった粉を一度に加え、ヘラでよく混ぜる。

5、   卵白と残りの砂糖を泡立てる。

6、   4に5の3分の1をまず加え、生地全体が均等に混ざったら、
      卵白のボールに入れ、丁寧に練らないようによく混ぜる。
さいごにりんごを加えて均一に。

7、    型に流し込み、下から叩いて軽く空気を抜いて、
      180度に下げて、30分焼く。びん等に型ごと
      さかさまにし、冷まして出来上がり。




りんごが香り、ラム酒が香り、しっとりふんわり!
美味しかったわ!

一緒に添えたのはこの日に作った紅玉のコンフィチュールです。(^^)





こないだに続く、シフォン生地ロール探訪の旅、第二段。

今日の生地のレシピ、覚書

卵黄          5個分
卵白          5個分
きび糖         90g
小麦粉         90g
BP          大さじ半分
バター         60g
牛乳          70cc
バニラ          少々
インスタントコーヒーの粉 大さじ1

生クリーム        200cc
砂糖           大さじ1

180度、30分。

前回と違うのは、サラダ油からバターに変えた事、
水分を少々減らした事。
やっぱり、コクと風味がずいぶん変わりました。
しなやかで巻きやすいのは同じです。

今度はモカ味ではなく、プレーンを作って生地のキャラクターを
見極めたいわ。
お化粧(フレーバー付け)しない分、素のままで勝負なので、
特徴がダイレクトにわかるものね。







ロールケーキの生地を、あーだこーだとお試し中。
今日は、まずその1。

ロールケーキ用の型がないから、32×30の大きな天板に
ダイレクト焼成。

その1レシピ

小麦粉  90g
BP   小さじ1
牛乳   80g
卵黄    5個分
卵白    5個分
サラダ油 40g
きび糖  90g
インスタントコーヒー 大さじ1
バニラ   少々

生クリーム(45)  200cc
砂糖          20g
ラム酒          少々




ドドーンと焼いて、カットして、塗って、巻き巻き。
かなり大雑把な仕事。(^_^;)

 


これはね、シフォンとほぼ同じ配合なの。
バターではなくサラダ油を使い、
風味を補うためにバニラを入れてみました。
しっとりさと相反する力も欲しかったので、BPも。

あっさりした味わいの生地。美味しい生クリームと相性グー。
しっとりとして、ふんわり。
生地も柔軟で、巻き巻き作業も、しなやか。
多分水分量はこれがマックス。もう少し減らしてもいいかも。
生地はまさにシフォンケーキの食感です。
口溶け良好。

もう1つ試作してみたいと思ってるのは、
サラダ油ではなく王道のバターを使い、
牛乳の量を減らした場合、風味と食感どっちが好きか
探るつもりよ。近々。

今日は今日で美味しいけれど、
生地自体の主張は、おとなしいめでね、マイオンリーワンレシピにするには、
ちょっと物足りないかな?

津田陽子さん著、くるくるロールケーキのレシピの美味しさを
愛しています。(^^)
同じ位の生地のおいしさの主張をシフォン生地で
出せたらいいな~と思ってるのだけど、まだまだ探訪は続きます。


探訪、続きます。
秋口に作ったジンジャーシロップの、生姜のコンフィを使ったケーキよ。




タイトルの通りの、ケーキです。
小嶋ルミさんの新生姜のパウンドケーキを参考にしながら、
少々手を加えて小さな切り分け菓子にしてみました。





レシピ 


(クランブル生地)

小麦粉       30g
アーモンドパウダー 30g
きび糖       30g
バター       30g
レモンの皮のすりおろし ひとつまみ強
レモン汁      小さじ1


(ケーキ生地)

小麦粉        70g
アーモンドパウダー  70g
バター       120g
きび糖       120g
卵           2個

生姜のコンフィみじん切り 40g

※ アーモンドパウダーは160度で3分くらいから炒りしてあります。

クランブルは、全ての材料をフープロでまわします。
ケーキはジェノワーズのように、全卵泡立て、最後に溶かしバター方式。
最後に生姜を入れて、混ぜました。

ものすごい簡易工程説明。(^_^;)



時節柄かしら~、最近生姜とレモン、流行りよね。



ドイツの芥子の実のお菓子、モーンシュトレンです。
とってもおいしいの!

芥子の実というとあんぱんのトッピングが思い浮かぶけど、
我が家はこれをするとね、子らが芥子の実をポロポロこぼし、
ワタクシの精神衛生上非常によくないのよ。(^_^;)
そんな訳で、最近は出番がなかったところ。

芥子の実を甘いペーストにして巻き込んだ、
この素朴でどこか懐かしい美味しさ、はまります。

レシピは、 ドイツパンマイスターみちえさんのレシピを参考にさせて頂いて、手に入らないものは、手元にあったもので代替して作ってみました。




(今回の私の代替レシピ) 20×6×5のパウンド型

(A)
リスドオル    100g
卵黄         1個
水         60g
ドライイースト    3g

(B)

リスドオル    100g
バター       45g
砂糖        40g
塩          3g
シナモン       3振り
ナツメグ       1振り
胡椒         1振り
カルダモン      1振り
バニラ        1滴

(芥子の実ペースト)

芥子の実       90g
水          90g
砂糖         60g
バター        20g
カステラ       1切れ※
シナモン       5振り

※カステラがあったのでカステラを使っちゃいましたが、
ケーキクラムや、甘いパンのパン粉、パン粉、代用できるそうです。
卵半分が無くて、省いてます。

(仕上げ)

バター、粉砂糖 適量


ここから先の工程は、 みちえさんの工程に添いました!

糖分が多い生地のせいか、二次発酵が工程どおりに行かなくて、
とてもとてもスローペースでした。
ドライイーストはサフの赤を使いましたが、
耐糖性の高い金ラベルを持っていたら、そちらがお勧めです。
なので二次発酵は、生地が型の9割になるまでゆっくり待ちました。



これから二次発酵するところの画像。

午後に仕込み始めて、夜遅くになって焼成に入ったのだけど、
スパイスのいい香りがだんだんとお家の中に広がって、
少し肌寒かった室温もオーブンの熱でゆっくり温まってきて、
子らは全員寝静まって静かで、(補足)
エンヤの新しいCDを聞きながら、とてもシアワセな気持ちでおりました。


オーソドックスなシュトレンのようには日持ちはしないそうなのですが、
少しづつゆっくりこの美味しいお菓子、楽しみたいと思います。


バターと牛乳で、本当に美味しいバニラのシフォンケーキ。


レシピ  (18cm型、もしくは17cm型+α)

小麦粉     90g
BP      大さじ半分
上白糖     90g
卵黄       5個分
卵白       5個分
牛乳       80g
バター      60g
バニラ      少々




バニラビーンズは本当にステキな香りだけれど、
高価な事と、そしてお菓子の種類によっては非常に手間がかかるので、
私はお菓子にはエクストラクトを使ってます。
私の使ってるバニラはね、このモンレニオンバニラというものよ。
スーパーの製菓材料コーナーでよく見かけるものよりも
高価なのだけど、この香りは本当に上品ですばらしく、
焼きあがったお菓子が本当にいやみのない、くどさもない、
優しく柔らかなバニラの香りです。
使用量も少しでよいし、お菓子が格段にアップするので、
お勧め。(^^)



(作り方)


1、オーブンは180度に余熱。卵は常温。粉とBPは3回ふるう。
  牛乳とバターを耐熱容器に入れて、温めて溶かしておく。

2、卵黄、砂糖の9割、バニラを白っぽくもったりするまであわ立てる。

3、2に牛乳と溶かしバターを入れ、よく混ぜる。

4、卵白と残りの砂糖を角が立つまであわ立てる。立てすぎには注意ね。

5、3と4をへらで丁寧によくあわせる。

6、型の8分目強まで生地を流し込み、トントントン、と
  を抜いて、180度で30分焼く。
  余った生地はカップに入れて小さく焼いてます。

6、焼きあがったらさかさまにしてビンなどにさして冷ます。



しっとりふんわりしているだけじゃなく、強いの。
ググッて、手はずししても、ググッて戻ります。
涼しい顔して、ふふふって、何事もなかったかのように。

初めてシフォンの手はずしをした時は、
まるでバンジージャンプする位ドキドキして勇気が要ったわ。
本当に戻ってくるのかしら。。。と。

側面の円周は、三つ手を着くように左右の指先を合わせ、
型の内側の壁を指先に感じつつお辞儀するように
ググッと沈み込ませる作業を全体に。

底面はこんな風に手刀。




抜けました。
やっぱりドキドキします。
やってはいけないことをしている、後ろめたいようなキモチよ。

でもでも、屈伸運動したとは思えない、すまし顔。(^^)

シフォンナイフもあるけれど、手はずしの方が私には
きれいに取れます。



卵色の、ふわふわな生地。




霜月ということで、ミントに霜を降らせてみました。

この日は雨の日だったので、写真も寒々しいわね。











春頃からの、アヤからの熱烈なリクエスト、
シュークリームよ。
秋も終わる今頃になって、ようやく叶えてあげたワタクシです。
(^_^;)


しっかり焼きこんだ、カリッ!サクッ!の皮が好き!

クリームは、カスタードクリーム:生クリームが、7:3位の割合です。
柔らか過ぎず、軽過ぎず、食べ応えをしっかり感じる濃厚クリームが好き♪



ここまで焼きこんでおりマス!




皮は全部で20個焼きあがったけれど、
シュークリームにしたのは12個。
4時間授業の水曜日は、お友達と遊ぶ日なので、おやつにね。(^^)

残りの皮は、また違う事に活用します。


☆☆☆

さて、ここで。
シューとキッシュに対する、私の深い深い思い入れについて
ちょっと書きたいのだけど、もしご興味がなかったり、
ちょっとくどかったりしたならば、どうぞ、流して下さいね。

☆☆☆

私がお気に入りのこのレシピは、
美ノ谷靖夫シェフのレシピが大元になっています。

その昔ね、一番町にレブリーというフランス菓子のお店がありました。

レブリーは、たまたま散歩中に出会ったお店なの。
結婚でしばらく東京を離れる事になり、
あちこちあちこち、それはそれは都内を
うろうろうろつきまわっていた時期がありまして。(^_^;)

そこのシューがね、今まで出会った事のない種類の
カリッとサクッと、とっても香ばしい美味しいシューでした。
それまでコージーコーナーのシューのような、
フワフワタイプしか知らなかったから。

中のクリームとの相性も、それはそれはすばらしくって
私、もぅ~、一気にファンになったのです。
ちなみに本当に美味しいキッシュ、というものを
知ったのもこちらのお店でした。

そしてしばらくして、のんびり信州で暮らしていたある日の事、
本屋でとある本を手に取りました。
それは、当時の私のバイブルとなった
世界文化社の「人気のケーキ」という本です。



ぱらぱらぱらっとめくったらシェフの紹介で、

一番町 レブリー 美ノ谷靖夫シェフ、とあるではありませんかっ!!

この瞬間の事を今でも覚えてます。
ほっぺたがね、ワーーーッと熱くなったのよ。(笑)
まるで小学生みたいに!

「買うべしっ!!」

あの日に感動したシュークリームとキッシュが、
レブリーのシェフご本人のレシピで載っているのだもの!!
この時のうれしさといったらもうぅぅ~~、それはそれは。。。

それ以来、私にとってキッシュとシューのレシピは
美ノ谷シェフ、のものよ。永久に揺るぎなく。(^^)

ちなみにレブリーはその後閉店され、
美ノ谷シェフは外苑前で、CHAMP DE SHOU(シャン ド シュー)という、
シューとキッシュのお店を開かれました。
こちらに戻ってきてすぐに行きましたわ!!
もちろん、とっても美味しかったです!!
美味しかったです、と言うのは、残念ながらこちらも閉店してしまったからなの。  シクシク(;_;)
今はどうされているのかしら。
それでも私にとっては、美ノ谷シェフ、憧れの方です。
(^^)

美ノ谷シェフのレシピで私が作ると、どうしても仕上がりの生地が
固めになってしまうので、ほんの少しですが、
卵と牛乳の量をいじっています。
そう、美ノ谷氏のシューは、水ではなく、牛乳で練るの。

そのレシピを載せようかな、と思っていたのですが、
やはりオリジナルレシピは美ノ谷シェフのものなので、
こちらに掲載してしまうのはマナー違反かなと思いました。

ですので、この本をご紹介させて下さいね。





美ノ谷シェフのシューレシピ、詳細まで丁寧に説明されています!
パティシェによって、個性が違うシューもいろいろ載っていて、
シューを極めたい!マイシューレシピの本命を決めたい!
という方には最適だと思います。


※ そしてここでaiさんへ

ごめんなさいね。とっても不親切な記事になってしまいました。
でもこの本は、本当に親切でお勧めです!
もしご興味があったら、書店や図書館でどうぞ吟味なさってみて
下さいね!






秋だわ~と、
しみじみしちゃう優しいクッキーです。

周りはサクっ、まんなかはほっこり。(^^)


(レシピ)


焼き芋 皮をむいて正味100g
小麦粉         70g
BP           2g
砂糖          50g
バター         60g
卵黄           1個
塩         ひとつまみ   
バニラオイル       少々


生地作りはすべてフープロにお任せ。


粗熱が取れたサツマイモ、砂糖、塩、卵黄、バター、バニラを
攪拌して一体化させます。

次に、ふるっておいた小麦粉とBPも入れて、再度スイッチオン。

全体が均一になったら完成よ。あまりかけすぎないように。





1つ、だいたいうずらの卵大(約11g)に丸めて、
25個分になります。



160度のオーブンで22~24分位。
薄くまわりがほんのり色づくまで焼きます。



冷めてから粉糖をたっぷりとまとわせて、完成。
そろそろサツマイモがくる頃よね~、と
実家方面の空に向かい念力飛ばしていたら、
ホントに来ましたわ。



今年は米ぬか栽培のお芋との事!
手始めに、じっくり焼き芋にしてみたら、ほっこりと甘くて美味しかったです。




リクエスト受けていた、サツマイモのスフレケーキを焼きました。




詳しいレシピは  こちらの記事  をご参考にどうぞ。
今回は焼き上がりに、キャラメルソースをそのままかけてみるバージョンよ。



焼き上がりの粗熱をとって、





砂糖とお水少々で作ったキャラメルソースを薄く回しかけると、




ほどなくして、表面がパリンとなります。
でも大丈夫。
ケーキにカバーをして、冷蔵庫で半日(12h)冷やすと、




キャラメルソースはしっとりとなじんでケーキにしみこんでくれます。




この沁み込んだところが美味しいの。





卵と牛乳とお芋が作ってくれる、優しい味わいのケーキです。
生クリームを配合に加えたら、って
思ったことがないわけでもないのだけど、
今日改めて思ったわ。
これはこれでいいの。充分♪
(^^)
しっとりふわふわで、美味しいおうちおやつ。
お芋さえあれば、おうちにあるもので気負わずに作れるから。
あわ立てる卵の量がたっぷりだから、
大きいボール、それさえあればいいのだもの。




2種類のパイを組み立ててみました。

今回はね、フォークではなく、手でパクパクって食べられる、
無造作にグラシン紙で包んでピクニックに持っていくような、
ヨーロッパの小さな街の片隅のお菓子屋さんで売られているような、
そんな、ラフなのを作りたかったの。

まずひとつめ。




空焼きもしっかりして香ばしくさせたパイ皮に、
卵黄で作った、普通より少しホロホロした食感のアーモンドクリームを
絞り、その上のこないだのりんごを重ねずにのせて、天板で焼きました。



パイ生地のバター風味のサクサクと、
アーモンドクリームのリッチさがしっかり感じられます。
甘酸っぱいりんごが染みて、美味しい。




手で食べます。パクッと。

(^^)



そしてもう1つもね、ラフなパイなのだけど、
りんごをいっぱい重ねて、紅玉の美味しさが凝縮されたようなパイになりました。


この写真はこれから焼くところ。




こっちの方は、アーモンドクリームがこの程度なの。


両方とも、フォンセ生地もアーモンドクリームもおんなじものよ。
りんごとアーモンドクリームの量が違うだけ。
フォンセは大きく焼いて、焼き上がりを半分づつ分けました。
サクサク感が持続するように、卵液を塗ってもう一度から焼きしてあります。





焼きあがり画像。



紅玉のおいしさがギュギュッと詰まっています。




なんだかオトナチックな趣き。(^^)




パイ生地がサクサクホロホロなので、ピクニックには無理かな~
でも美味しかった!



ただね、


「お顔をぐっと前に出して!床にこぼさないで!」

おやつタイムに号令かけて監視して、仕切ってた母でした。




☆☆☆


どちらも使っているものはおんなじだけれど、
食べると驚くほど全く違ったパイでした。

私はね、二番目の方が好きだわ。
甘酸っぱいりんごの美味しさが本当においしかった。



ちなみにレシピ

アーモンドクリーム
(作りやすい量。余ったらパンにトッピングしても)


アーモンドパウダー 50g(事前に空焼きね。160度で2分位でOK)
粉糖        50g
有塩バター     50g
卵黄         1個
ラム酒      小さじ1 


フォンセ生地(作りやすい量。冷凍可。)


薄力粉     250g
有塩バター   190g
卵黄        1個
水       30cc 
粉糖        5g



バターは角切り。全て冷蔵庫で冷やしておいて、
ホロホロになるまでフープロにかけたら、密封して一晩冷蔵庫。
のばしてたたんでを数回繰り返して、伸す。
最後にもう一度冷蔵庫で寝かせて、
180度で重石をして20分空焼き。
卵を塗って、200度で1,2分焼いて、
空焼き完成。     


りんご


紅玉      6個
レモン汁    2個分
グラニュー糖  50g
水       50cc

ゆっくり水分が飛ぶまで火にかける。






同じレシピでジャムも。
砂糖が少ないので日持ちはしないから、小分けして冷凍しておきます。


ヨーグルトに添えたり、チーズケーキに仕立てたり、ブリュレに忍ばせたり、タルトに敷きこんだり、その他パンにもいろいろ使えます。



鮮やかなルビー色に仕立てるには、レモン汁(酸味の強い柑橘なら何でもOK)と一緒に煮る事です。
皮を剥いたら皮もお鍋のはじっこで一緒に火を通していると、きれいに
色がでますよ。適当なところで引き上げて、私はその皮食べちゃうけど。
あははっ!お行儀悪いです。(^_^;)



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