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お菓子を焼く、パンを焼く、シアワセなひととき。  日々のごはん、そしておもてなし
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マシュマロとミントリキュールで作る、簡単ムース。



ワタクシ、

チョコミントアイス初体験は確かサーティワンでしたわ。
あれ!? セブンティーンアイスだったかな?

☆☆☆

アメリカのクラシックなお菓子に、grasshopper pie という、
オレオクッキーのタルト台に、ミントムースを流したものがあります。
カクテルのgrasshopperからのネーミングよね。

そうそう、キルフェボンも、夏になるとチョコミントのタルトが登場しますよね。
今年ももうそろそろかしら。


(^^)


そこでふと思いついて、かなり好きなチョコミント味を、
お手軽にムースにしてみました。


(レシピ)





牛乳          200cc
マシュマロ       110g(明治屋の1袋分)
45%生クリーム    200cc
ミントリキュール     50cc


飾りのチョコ       適量



(作り方)


1 大きめの耐熱容器に牛乳を注ぎ、電子レンジにかけて、
  沸騰はしない程度の熱々にする。

2 1にマシュマロを入れて泡だて器で攪拌して溶かす。
  なかなか溶けなかったら、レンジに様子を見ながらかけて、溶かします。
  ヘラではなく、泡だて器の方が早く溶けます。

3 溶けたら氷水に容器をあてて、ヘラでかき混ぜながら冷やします。
ポイントは、ここね。
  よくひんやりと、冷たくトロッとするまで冷やさないと、
  あとで分離します。  
 

4 生クリームにミントリキュールを入れて6~7分立て位にします。

5 冷えた3と、4の生クリームを均一にあわせ、グラスに注ぎ、
  冷蔵庫で3時間位冷やせば出来上がり!


お砂糖もゼラチンも使いません。(^^)
マシュマロの甘さと凝固力オンリーよ。



子どものおやつ棚から、チョコを1個拝借して、
スライサーで薄く削って飾りました。






さわやかで、とっても美味しかったわ♪ 


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カシスジャムで、シンプルなパイ。



パータフォンセを焼き、アーモンドの生地を作り、ジャムをはさんで焼きこんだ、シンプルなパイ。


ジャムは市販のものよ。
18cmのタルト型で作ったのだけど、ジャムの量は100g位。

流したアーモンドのケーキ生地は、

空焼きしたアーモンドパウダー   100g
バター               60g
砂糖                60g 
卵                  1個
バニラ               少々

組み立ては、

フォンセを敷き込んで空焼き → ケーキ生地を少し伸ばす → ジャムを置く 
→ 残りのアーモンド生地を流して表面を整える → 180度で40分、しっかり焼く。 


こんな感じです。



こういうシンプル系なお菓子が大好きよ。(^^)
coffee, caramel, cardamom, and rum butter cake!


大好きなこのケーキ、
今日はパウンド型ではなくて、タルト型で焼きました。(^^)
ただこの日はケーキの名前がカルダモンコーヒーキャラメルケーキになってる!まぁ、どっちでも。




コーヒーと、キャラメルと、カルダモン、そしてラム酒も入っててね、
まるでスタバのコーヒーのような雰囲気なので、
内輪では、別名スタバケーキ。(^_^;)

レシピはパウンド型でアップしていて、何も変わらずそのままなのだけど、
分量が違うので改めて。


レシピ  (18センチタルト型)

小麦粉           70g
コーンスターチ       20g
卵(M)           1個
卵黄             1個
砂糖            90g
バター           90g
牛乳            25g
インスタントコーヒー粉   大さじ1弱
カルダモン         小さじ3分の1弱
ラム酒           大さじ1
キャラメル          40g

※ 卵1個+卵黄1個で、あわせて90gです。卵白で調整ね。

※ キャラメルは市販品よ。森永なら8粒です。
  冷凍庫でカチコチにした後、フープロで粉砕してパウダーにしています。

キャラメルパウダー1粒は1~2mm角のランダムでOK。
詳しい能書きと画像はパウンド型のレシピに貼ってあるので見て下さいね。

  市販品を粉砕することでその小さな粒粒がいい味出してくれるのだけど、
  製菓用のキャラメルパウダーでもいいと思います。
  ちなみに帝国ホテルのパティシェは、キャラメルから手作りして、
  それを粉砕して、キャラメルパウダーとして使っているそうよ。


(作り方)ジェノワーズの共立て方式です。

前準備

小麦粉、コーンスターチ、カルダモンをあわせて3回ふるう。
バターと牛乳はレンジで40度位に温め、コーヒーの粉を溶かしておく。
型にバターと粉をまぶしておく。(分量外)
オーブンは180度に余熱。

1 卵と砂糖をもったりとよくあわ立てる。

2 粉を一度に加えてヘラで混ぜる。

3 バター、牛乳、コーヒーの液とラム酒を加え、さらにツヤツヤするまで丁寧に良く混ぜる。
  粉砕キャラメルも加えて混ぜる。

4 180度で30分焼く。

5 粗熱が取れたら型から出して冷ます。
  それから粉糖でおめかしを。





しっとりとして、よい香りの、おいしいオトナのケーキです。


バターケーキにコーンスターチを配合するとね、
しっとり感にふんわりした軽さが加わり、口解け良く、余韻がさらっとしています。

柔らかタイプの焼きたてバームクーヘン、
あんな感じをイメージして下さるといいかも、です。

(^^)




ダコワーズで、キャラメルバナナとカスタードクリームをはさみました。

ダコワーズで卵白を、
カスタードクリームで卵黄を使い、
合理的で、とっても美味しいケーキです♪


レシピ (18センチ弱の丸型 1台分)


ダコワーズ

卵白           100g
砂糖            30g
アーモンドパウダー    60g
粉糖            60g
小麦粉           10g

仕上げに二度乗せする粉糖   適量


カスタードクリーム

卵黄            2個分
砂糖            50g
牛乳           250cc
小麦粉           20g
バター           10g
ラム酒         小さじ1強(バニラ少々でも)


キャラメルバナナ

熟したバナナ         2本
バター            10g
砂糖             40g
ラム酒            小さじ1

作り方

※  一度に最初から全部作るのは、私にはちょっと気が重かったので、
   前夜にゴソゴソとカスタードクリームとバナナのソテーを作成しておきました。
   次の日はただダコワーズを焼くだけなので、とても身軽でしたわ。


バナナソテー

1、 バナナを1センチ弱の幅に切る。

2、 鍋に砂糖を入れて火にかけ、溶けて狐色になってきたらバターをいれる。
  少しするとさらにキャラメル色になります。

3、 バナナを加えて少しバナナがトロッとするまで1分位火を通す。
   ラム酒を加え、冷やしておきます。




カスタードクリーム


1、牛乳を火にかけて、沸騰させる。

2、ボールに卵黄に砂糖を入れてよくすり混ぜる。小麦粉もふるって加える。
  
3、2のボールに牛乳の半分を注ぎ込み、よく混ぜる。

4、今度は3を、残りの半分の牛乳が入った鍋に入れて混ぜる。

5、再度着火して、中火でヘラで静かに鍋底をかき混ぜつつ、
  フツフツしたらすぐ火からはずし、バターを溶かし混ぜる。
  ラム酒も加えて混ぜる。

6、 ジップロックなどで空気に触れないようにして冷やしておく。

(翌日、使う時に裏ごしします。)


ダコワーズ

前準備

直径18センチの丸に、ベーキングペーパーを切る。
生地を絞りやすいように、搾り出し袋に丸型口金を準備。
アーモンドパウダーは160度で3分空焼きして冷ます。
オーブン余熱は180度。

1、粉類は全てあわせて振るっておく。

2、卵白と砂糖30gをしっかり固くあわ立てる。

3、1の粉類を加えてヘラで混ぜる。

4、ベーキングシートに真ん中から渦を巻くように生地を丸く絞る。
  外側は少し余白を作ってください。

5、 粉糖を振る。1分位したら、再度振ります。

6、 180度のオーブンで17分焼く。
   焼いたら網で冷ましておきます。


組み立て。



まず一枚の上に、カスタードを少し塗ります。
その上に焼きバナナを真ん中よりに乗せます。その回りにカスタード。



残りのカスタードを全て絞り、もう一枚のダコワーズでふたをして出来上がり!



おうちにあった材料で、即興で作ってみました。
これまたとっても美味しかったわ。(^m^)

  



マンゴーバージョンもある、あのCM見かけるたびに、
気持ちはコーヒーゼリー、コーヒー寒にいざなわれておりました。
(^^) 今日は寒天で作りました。
ミルクのソースは、牛乳とコンデンスミルクをコーンスターチでとろみをつけたものよ。生クリームを使わない、とってもミルキーなソースです。




スプーンをぐっと入れて、
奥の方からソースごとまとわせて、



コーヒー寒は小さく切った方がソースをよくまといます。




これはね、泡だて器でクラッシュしたもの。



同じようにスプーンをぐっと入れてかき混ぜると、




ほら、あのCMを思い出すでしょう?(^m^)


レシピ  (4カップ分)

(コーヒー寒)

水               600cc
インスタントコーヒーの粉      6g
粉末寒天              5g


(ミルクソース)

牛乳              250cc
コンデンスミルク         50g
バニラ              数滴
コーンスターチ          10g


(作り方)すごく簡単。 

1、 コーヒー寒は、材料を全て鍋に入れて、ヘラでかき混ぜながら沸騰させる。(あまり煮立てなくても大丈夫)       

2、 型に流し込んで冷やし固める。小さく切る。

3、 ミルクソースの材料を全て鍋に入れ、ヘラでかき混ぜながら
弱火でとろみがつくまで煮る。

4、 ジップロックなどに移し、冷たく冷やす。


5、 盛り付けて出来上がり。


コーヒーのほろ苦さとミルクソースのコラボなおやつです。

ソースは甘さが控えめなので、
お味見をされて、好みでお砂糖を足したりもして下さいね。
バニラの代わりに洋酒で風味付けすると、オトナ度アップね。(^^)

そうそう、
コーンスターチの代わりに片栗粉は多分NGだと思います。
片栗粉はその性質上、多分粘度が消えてしまうから。
試してないからわからないのですが。




(生協の)冷凍アメリカンチェリーで、チョコレート味のクラフティ。
生クリームは使っていないのだけど、ふるふると優しい美味しさ。

ココット4~6個分(チェリーの量で変わります)

ブラックの板チョコ      1枚(65g)
牛乳             200cc 
卵(M)             1個
卵黄               2個分
砂糖               30g
キルシュ            大さじ1(ラムでも。省略も可)
コーンスターチ         小さじ2
シナモン             少々(好みで) 
アメリカンチェリー       150g~

(作り方)

前準備

オーブンは160度。
湯煎焼きのお湯を沸かす。
牛乳をレンジで沸騰直前まで温めておく。


1、 チョコを刻む。(フープロが便利)ボールに移す。

2、 1に熱い牛乳を少しづつ加えてチョコを溶かして少し冷ましておく。

3、 別のボールに卵と卵黄をときほぐし、コーンスターチ、シナモン、砂糖を入れてよく混ぜる。

4、 3のボールに2を少しづつ注ぎ、静かに混ぜ、表面の泡を除く。

5、 ココットにアメリカンチェリーを均等に入れて、
   茶漉しで漉しながら、4の生地を注ぐ。

6、 160度で約20分、湯煎焼きにする。
   揺らしてみて中央のふるふる具合で調整してください。
   プリンと同じ感じで判断して下さいね。 
   粗熱を取り、よく冷やしてどうぞ。

ミルクチョコで作る時やもっとビターにしたい時は、ココアパウダーを小さじ1強位加えても。
(コーンスターチとあわせてから)



生クリームを牛乳の一部に置き換えると、
もっと濃厚な、ブリュレのような感じになると思います。


ミルキーでスパイシーな、優しいチーズケーキ。


バニラとカルダモンのクレームブリュレ、というのを何かで読んだ時に、
脳内で想像してみたそのお味のイメージは、
瞬時に私の好みのツボを直撃したのでした。
ブリュレを作るまでにはちょっと気持ちが動かなかったので、
気軽なベイクドチーズケーキを作ってみました。






カルダモンだから、きっと合いそうと思って、
今日の土台はコーヒー味。(^^)

グラハムクラッカー120g + インスタントコーヒー小さじ1と半分 + バター40g
全部フープロに入れて、粉砕して敷き詰めました。


クリーム部分のレシピ


クリームチーズ       200g
牛乳            150g
コンデンスミルク       50g
砂糖             70g
卵               1個
卵黄             2個分
コーンスターチ        20g
バニラオイル        たっぷり
カルダモン         15振り(小さじ半分位)

私はカルダモンの香りが好きなのでこの位なのだけど、
スパイスは感度と好みの差が大きいと思うので、
少しづつ加えて、味も見たりして、好みで調整して見てください。

カルダモンのホール、バニラのビーンズ持ってる方は、
それぞれクラッシュして、マグカップに牛乳と一緒に入れてチンして
漉して使って下さい。

ワンボールです!私はフープロで作りました。
その際のコツは、牛乳は2~3回に分けて最後に入れることよ。
160度のオーブンで1時間湯煎焼です。
冷やしてどうぞ!


☆☆☆

今回はレモンの酸味等はナシです。
カスタードの雰囲気もかすかに漂ってほしくて、
コンデンスミルクでミルキーにしたくて、
その中でスパイスとバニラに香ってほしかったの。
思惑通り。美味しかったです。(^^)

添えたのは、甘酸っぱい杏ジャムです。





私は日頃から、「抹茶のスフレチーズケーキ」というものを見かける度に、

『クリームチーズの酸味に、はたして抹茶の風味って合うものかな~。』と、

いつも脳内でお味をコラボさせて想像してみては、
どうもやっぱり好みにしっくりこないので、着手したことがありませんでした。
チョコレートチーズケーキも、紅茶のチーズケーキも、そう。
(食べた事がないから、知らないだけかもしれないけれど。)

なので先日ふと、

ごくごく普通の、抹茶スフレケーキというものを作ってみたい!


そう思って、作ったケーキよ。







ふんわり優しく、出来ました!お口に運ぶと、溶けました。(^^)


湯せん焼きでゆっくり焼きました。


レシピ(18cm丸型)

小麦粉            70g
抹茶              8g
砂糖            100g
卵黄              4個分
卵白              3個分
生クリーム(中沢45%)  200cc
牛乳             20cc




作り方

前準備
型に紙を敷く。
オーブンは160度に余熱。
湯せん焼きのお湯を沸かす。(ちなみにこのお湯、卵の泡立てにも使用)
小麦粉と抹茶はよくふるう。
牛乳と生クリームはあわせて人肌程度に温めておく。

1、 大きなボールに卵を入れて軽く溶きほぐしたら砂糖を加えて、
   もったりとするまで湯せんにかけてよくあわ立てる。
   (人肌程度の温度になるように)

2、 ふるった粉類を加え、丁寧にしっかりとあわせる。

3、 牛乳と生クリームを加え、さらに丁寧に生地を混ぜる。

4、 160度のオーブンで湯せん焼きで1時間。
   その後扉を開けずに、そのまま冷めるまで放置。

5、 冷蔵庫でよく冷やして出来上がり!
   表面が少しシワシワするので、粉糖をたっぷりとふって下さい。
   バニラの香りの粉糖が、とてもよく合います。
   (※粉糖にバニラのさやを入れて保管するだけよ。)



ところで、スフレタイプのケーキがうまく焼けないので苦手、
という方もいらっしゃるのではないかしら?
メレンゲ多用のガトーショコラなどもそうですね。
私は昔ね、庫内の狭いオーブンを使っていた頃、何作っても全滅でしたわ。(ーー;)

庫内が狭いというのは、ケーキ型を入れた時に、
型(生地の表面)と庫内の天井が近い電気オーブンです。
上火、つまり上からの熱が強いので、
こういうスフレタイプのケーキを焼く場合、
全体に均一に熱が回る前に、上の部分が先にこんがり焼けてしまい、
その上のこんがりしてしまった部分とまだ焼けてない生地の間に
空洞が出来てね、ぶわっと膨れはするのだけれど、
そのうちにしゅーーーと型落ちしてしぼんでしまうの。
そして生焼けだったりするのです。(→経験者は語る。)

これはね、もう仕方ないというか、作る人のせいではないですよね。
アルミ箔覆ったり、焼き時間を変えたり、温度を変えたり、
いろいろ工夫もあるかもしれないけれど、
やっぱり調整って一筋縄ではいかなくて、難しいと思います。
めんどくさいとモチベーションも下がりるしね。(^_^;)
そういう時は割り切って、
大きな型ではなく小さい型での湯せん焼きをおすすめします。



この画像はね、マフィン型にグラシンカップを敷いて焼いたものです。
焼き時間は約25分、そのままその後30分放置でした。
切り分けの必要がないのでサーブするのもラクです。

私は柔らかいケーキの切り分けってかなり緊張もするし、
リスクをヒシヒシ感じてドキドキしちゃう。
その点小さい型は気軽に焼けるから、リピート率も上がる気がします。


☆☆☆

優しい、春の気配を感じるようなケーキでした。







私は日頃から、「抹茶のスフレチーズケーキ」というものを見かける度に、

『クリームチーズの酸味に、はたして抹茶の風味って合うものかな~。』と、

いつも脳内でお味をコラボさせて想像してみては、
どうもやっぱり好みにしっくりこないので、着手したことがありませんでした。
チョコレートチーズケーキも、紅茶のチーズケーキも、そう。
(食べた事がないから、知らないだけかもしれないけれど。)

なので先日ふと、

ごくごく普通の、抹茶スフレケーキというものを作ってみたい!


そう思って、作ったケーキよ。







ふんわり優しく、出来ました!お口に運ぶと、溶けました。(^^)


湯せん焼きでゆっくり焼きました。


レシピ(18cm丸型)

小麦粉            70g
抹茶              8g
砂糖            100g
卵黄              4個分
卵白              3個分
生クリーム(中沢45%)  200cc
牛乳             20cc




作り方

前準備
型に紙を敷く。
オーブンは160度に余熱。
湯せん焼きのお湯を沸かす。(ちなみにこのお湯、卵の泡立てにも使用)
小麦粉と抹茶はよくふるう。
牛乳と生クリームはあわせて人肌程度に温めておく。

1、 大きなボールに卵を入れて軽く溶きほぐしたら砂糖を加えて、
   もったりとするまで湯せんにかけてよくあわ立てる。
   (人肌程度の温度になるように)

2、 ふるった粉類を加え、丁寧にしっかりとあわせる。

3、 牛乳と生クリームを加え、さらに丁寧に生地を混ぜる。

4、 160度のオーブンで湯せん焼きで1時間。
   その後扉を開けずに、そのまま冷めるまで放置。

5、 冷蔵庫でよく冷やして出来上がり!
   表面が少しシワシワするので、粉糖をたっぷりとふって下さい。
   バニラの香りの粉糖が、とてもよく合います。
   (※粉糖にバニラのさやを入れて保管するだけよ。)



ところで、スフレタイプのケーキがうまく焼けないので苦手、
という方もいらっしゃるのではないかしら?
メレンゲ多用のガトーショコラなどもそうですね。
私は昔ね、庫内の狭いオーブンを使っていた頃、何作っても全滅でしたわ。(ーー;)

庫内が狭いというのは、ケーキ型を入れた時に、
型(生地の表面)と庫内の天井が近い電気オーブンです。
上火、つまり上からの熱が強いので、
こういうスフレタイプのケーキを焼く場合、
全体に均一に熱が回る前に、上の部分が先にこんがり焼けてしまい、
その上のこんがりしてしまった部分とまだ焼けてない生地の間に
空洞が出来てね、ぶわっと膨れはするのだけれど、
そのうちにしゅーーーと型落ちしてしぼんでしまうの。
そして生焼けだったりするのです。(→経験者は語る。)

これはね、もう仕方ないというか、作る人のせいではないですよね。
アルミ箔覆ったり、焼き時間を変えたり、温度を変えたり、
いろいろ工夫もあるかもしれないけれど、
やっぱり調整って一筋縄ではいかなくて、難しいと思います。
めんどくさいとモチベーションも下がりるしね。(^_^;)
そういう時は割り切って、
大きな型ではなく小さい型での湯せん焼きをおすすめします。



この画像はね、マフィン型にグラシンカップを敷いて焼いたものです。
焼き時間は約25分、そのままその後30分放置でした。
切り分けの必要がないのでサーブするのもラクです。

私は柔らかいケーキの切り分けってかなり緊張もするし、
リスクをヒシヒシ感じてドキドキしちゃう。
その点小さい型は気軽に焼けるから、リピート率も上がる気がします。


☆☆☆

優しい、春の気配を感じるようなケーキでした。




同級生の中で、一番先に12歳になるアヤ。おめでとう~!



ろうそくをつけて、(ちゃんと12本)




ふ~~~~っ!



今年は、

『デコレーションケーキじゃなくて、ちょっとかわったケーキがいいな!』

のリクエストでした。






クリームチーズと、ヨーグルトを使ったレアチーズケーキにしました。
黄色いのはね、缶詰の黄桃をピューレにして作ったゼリー。

もうちょっとゼリーのほうにとろみが出るまで待てば、
もっときれいなマーブリングだったかな。
でもいいの。
ハハの愛は込めたわよ。(^^)

下に引いたのは、オレオクッキーです。



あのクリームがサンドされてるもの、そのままよ。
1パック(18枚入り)を、フープロで粉砕したものを下に詰めました。
クリームも入ってるし、ムース生地から適度に水分も入るだろうと見込んで、
何も加えず、ただオレオだけ。
大丈夫、正解でした。バターナシでも充分美味しかったわ。(^^)


即興で作ってしまったのであまり意味はないのだけれど、
一応レシピ覚書。

18cm丸型

クリームチーズ        200g
ヨーグルト500g入り      2P
砂糖              70g
レモン汁           大さじ4
バニラエッセンス        適量
ゼラチン             12g
熱い湯(70度位)        60cc

※ ヨーグルトは1時間半、水気を切ります。
  1kgが600gになりました。この600gを使います。 

黄桃               400g1缶(正味250g)
オレンジリキュール        大さじ1
レモン汁             大さじ3
砂糖                20g
ゼラチン               2g
熱い湯(70度位)        大さじ1 

※ アプリコットでも、マンゴーでも、何でもいいと思うわ。
  色が濃い果物なら何でもきれい!



型抜きにしなくてもよいなら、そのまま器へ。
その時はクリームチーズベースの方のゼラチンを減らしてとろとろを楽しんでもグー☆
その際はね、ゼラチンの袋に書いてあるゼリーレシピの半量でどうぞ!




(作り方)


(前準備)

ヨーグルトは1,5h水気を切る。
クリームチーズは室温。
型に紙を敷き(底だけでOK)、粉砕したオレオクッキーをギュギュッと詰める。


まず黄桃のゼリーから。

1、フープロに黄桃、砂糖、レモン汁を入れてかける。

2、ゼラチンを熱い湯で溶かす。

3、2を1に加えてよく混ぜる。

4、氷水に当ててヘラでゆっくりかき混ぜてとろみをつける。


次に、ムース。

1、室温の柔らかなクリームチーズに砂糖、バニラ、レモン汁を混ぜる。

2、1に水気を切ったヨーグルト600gを加え、泡だて器で滑らかに混ぜる。

3、熱い湯でゼラチンを溶かし、2に加えてさらによく混ぜる。



次に組み立て。

ムーズを流し込み、平らにしたら、静かにゼリーを流す。
ヘラで適当にぐるぐるっとマーブリングする。
冷蔵庫で半日冷やして完成。
ゼラチンが少なめなので、固まるのがゆっくりなのだけど、
やわらかな優しい食感のムースです。

型から抜く時は、レンジで濡れタオルをチンします。
その熱々にしたものを型の周りに巻き、10秒位待つとね、
底板を持ち上げればサイドはスッと抜けます。


さわやかで、とても美味しかったです!
誕生日の午後に作ったので、一晩固まるのを待って、
翌日にいただきました。
ご本人様にも花◎もらえたのでよかったわ!(^^)





本日、ワタクシの40回目の、
そしてシンの6回目の誕生日です。
今日のケーキはシンもシャカシャカお手伝い!(^^)


とうとう、四十路よ!四十路!
そんなワタクシの向こう10年間の目標は、

 見た目マイナス5歳! 

なんという大胆な。。。
でもいいんです。  アラフォーは。  大言壮語の一つや二つ。
誕生日プレゼントとして、神様も見逃してくれるでしょう。(^^)v





☆☆☆

ケーキに貼り付けたハートはね、
ホワイトチョコレート+生クリームほんの少々を湯煎で溶かして、食紅で色をつけたの。
シートに薄く延ばして冷凍庫で固めて型抜きして貼り付けました。





☆☆☆

話は変わって。

食紅は普段我が家には無いのだけれど、
アヤがちょっと前に、学校の化学クラブで入浴剤を作るとかで
買ってきて、それっきりになっていたのよ。

入浴剤ってね、クエン酸、重曹、塩が主原料で、
あとは好きなアロマオイルで作るのです。
家にはヒノキのオイルしかなかったので
ヒノキエキスで作らせたのだけど、
その夜、お風呂はヒノキのいい香りでいっぱいなのに、
お湯はピンク。。。

なんていうか、ちょっと、頭が混乱しました。(^_^;)
ヒノキなら、やっぱり薄い緑よね。

目をつぶればリラックス気分なのだけど、
目を開けてると、視界から変なコーフンが入ってきて、
心拍上がりそうな、ストレスがたまるお風呂タイムでした。
さわやかなレモンクリームで作る、トライフルです。




油脂やスターチ類を使わない、絶妙なとろみ加減のレモンクリームです。
冷蔵庫で冷やして保存してくださいね。
ソースとして普通のヨーグルトやアイスクリームにもとてもよく合います。

(レシピ) グラス2~3個分


レモンクリーム(作りやすい量)

レモン果汁          1個分
レモン皮すりおろし      1個分
卵               2個
卵黄             1個分
牛乳             70cc
砂糖             70g


ヨーグルト        1パック(500g)を一晩ペーパーフィルター等で水切りする。 ※(約250gになります)
蜂蜜             大さじ1


スポンジやカステラの切れ端など   適量
アプリコット(缶詰)           適量(一口大に切る)
缶詰のシロップ             適量


☆☆☆

(レモンクリームの作り方)

1、卵を割りほぐし、砂糖を加えてよくあわせる。

2、レモン汁とレモンの皮のすりおろしを混ぜる。

3、牛乳を加えて混ぜる。
  ここで少しとろみが出ますが問題ありません。(^^)

4、弱火にかけ、常に静かにゴムベラで鍋底をさらいながら、
  とろみがついてきて、フツフツしてきたらすぐ火からはずし
  ビニール袋等で密封して冷やす。
  

(作り方)

1、 水切りしたヨーグルトに蜂蜜を混ぜる。

2、 グラスにスポンジの切れ端を入れて、缶詰のシロップを適量かける。

3、 ヨーグルトクリーム→レモンクリーム→アプリコット→ヨーグルトクリーム
    →レモンクリーム→アプリコットと、ラフに盛り付けて完成。
    冷蔵庫で冷やしていただきます。


バターや生クリーム等の油脂を使わないのだけれど、
水切りしたヨーグルトのこくで、ヘルシーなのに充分満足できる、
美味しいデザートよ。(^^)


今回のスポンジはね、ミモザのクレームダンジュを作った時の、
周りの部分。冷凍ストックしてありました。

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板チョコをフープロで粉砕して、グランマルニエ風味のシフォンに混ぜました。
オレンジとチョコレート。大好きな組み合わせ。(^^)


レシピ (18センチ型)


小麦粉           90g
BP            大さじ半分
砂糖            80g
卵黄            5個分
卵白            5個分
牛乳            50cc
バター           50g
グランマニエ        20cc

板チョコ          1枚



ところで板チョコ。
ちょっと前まで1枚70gだった気がするのだけどなぁ。
さっき何気なく見たら、65gとなっておりました。
原料価格の高騰で、お値段据え置きの為の措置かしら。
まぁ、でも普通に一枚ならどちらでも。(^^)

(作り方)


前準備

冷蔵庫で冷やして硬くなってる状態の板チョコをフープロで粉砕する。
細かいのは気にする必要はないけれど、あまりごろっと大きいと、
底に沈みがちになって、型抜きが大変になるので、
なるべく5ミリ角以下にね。

小麦粉とBPは3回振るう。

バターは牛乳と一緒にレンジでチンして、40度程度に温めて溶かします。

オーブンは180度。

1、  卵白と砂糖少々をしっかりあわ立てる。

2、  卵黄をときほぐし残りの砂糖を加えて、もったりするまであわ立てる。

3、  2に牛乳とバターとグランマニエを加え、混ぜる。

4、  ふるっておいた粉を加えて、ヘラであわせる。

5、  1のあわ立てた卵白を3回に分けて加え、しっかりとあわせる。

6、  チョコレートを加えて均等に混ぜ、型に流し込んで180度で30分焼く。
焼きあがったらすぐに取り出して、ビン等に逆さまに冷ましてできあがり。  




シフォンの手はずしに必要なもの。
それは愛と度胸!






ほわっと優しくよい香り! 美味しかったわ♪


 「ディサローノ」と「グランマルニエ」を使ったカフェ気分で楽しむドリンク&カフェデザートへ参加中♪


  
ミモザのお花をイメージして、レモンクリームを忍ばせた
クレームダンジュです。




水切りヨーグルトを使ったクレームダンジュです。

ジェノワーズを焼いて、こんがりしていない部分を小さく切って、まわりにまとわせたのよ。

3月8日、
イタリアでは男性がミモザの花を女性にプレゼントする日。
ミモザのタルトやケーキも満開だそうですね。(^^)


レシピ 5~6個分

(クレームダンジュの生地)

ヨーグルト         1パック500gを一晩水切りして置く。(約250gになります)
45%生クリーム      200㏄

卵白             2個分
砂糖            100g
水              30㏄


(忍ばせるレモンクリーム)
※ 作りやすい量 全部が使いません(^^)

レモン           1個
卵             2個
卵黄            1個分
砂糖            70g
牛乳            70㏄




(ジェノワーズの生地) ※18cm丸型で焼きます。


卵             2個(110g)
砂糖            80g
小麦粉           70g
バター           20g
牛乳            25cc
 


(作り方)

まずジェノワーズを焼きます。

前準備

オーブンは180度。
粉はふるう。
型に紙を敷く。
牛乳とバターはレンジで40度位に温めておく。


1、卵と砂糖をもったりするまであわ立てる。

2、粉を一度に加え、ヘラで丁寧に混ぜる。

3、溶かしバター&牛乳を加え、生地がつやつやするまで丁寧に混ぜる。

4、180度のオーブンで30分焼く。

5、焼きあがったら軽く落としてショックを与え、型から出す。
  粗熱が取れるまで網の上でさかさま。
  粗熱が取れたら元に戻して冷ましておく。

6、さめたら周りを切り取り(それはおやつ)(^^)、
  クラムを小さく切る。
  

次はレモンクリーム。


1、レモンは皮を摩り下ろし、果汁を絞っておく。

2、ボールに卵をいれ軽くときほぐしたら砂糖を加えて溶かす。

3、牛乳を加える。

4、レモン皮と果汁を加えて、厚い鍋に移す。

5、弱火でゴムベラで絶えずゆっくりかき混ぜながら、
  とろみがついてきてフツフツと泡が沸いたらすぐ火からおろして
  ラップをして冷ます。
  火が入り過ぎないように気をつけます。
  入りすぎるとクリームが卵臭くなっちゃうの。


次はクレームダンジュ


1、ひとつまみ分だけ卵白泡立て用に残し、砂糖と水を鍋に入れて、
  火にかけて117度になるまで沸騰させる。
  同時に卵白と一つまみの砂糖を泡立て始める。

2、あわ立てた卵白に、熱い1のシロップを少しづつ垂らしながら
  さらに泡立てていく。つやが出てもったり重くなれば出来上がり。

3、生クリームを8分立てにします。

4、水きりヨーグルトと生クリームをよく混ぜ、次にイタリアンメレンゲをよく混ぜます。これで完成。

※ イタリアンメレンゲにする理由は、形状安定性と卵白の殺菌です(^^)




お茶の湯のみがジャストサイズ。
ガーゼを敷いて、生地を3分の2まで中央をへこませて入れ、
その穴にレモンクリームを大さじ2位。

ガーゼは、ドラックストアや100円ショップで、バンドエイドのエリアに置いてあります。
なかったらコーヒーのペーパーフィルターでもOK。
形はあとで、スポンジをまとわせる時に整えられます。



その上にこんもりと残りの生地をつめ、



輪ゴムで縛って、先端を切ります。



お皿の上にざる等を置き、冷蔵庫で3時間位水切りします。
ペーパーフィルター使う場合はそのままさわらずに水切りを続行して下さいね。




スポンジをまとわせて、粉糖でおめかし。





断面ショー!
さわやかなクレームダンジュ生地に、甘酸っぱいさわやかなレモンクリームのコントラスト、
ステキ♪
ジェノワーズもまとっているので、優しさ倍増よ。
そうそう、周りの黄色い丸いものはね、ミモザという名前の、ケーキ用のお砂糖の飾り菓子です。


3月、という春先のイメージのするお菓子になりました。(^^)


今日は午後から雲が出てきて、強くて冷たい風がビュービュー。
予報どおり、春の嵐です。

お部屋が暗くて、写真が粗くなってしまったわ。
(写真の技術&知識、皆無)


早く暖かな、本格的な春がやってきてほしいですね。

皆様どうぞよい週末をお過ごし下さい☆
 








「レモンで春のごちそうコンテスト」参加中♪


ブール  ノアゼット 、beurre noisette 、はしばみ色のバター、
つまり焦がしバターのケーキです。

アーモンドと焦がしバターの、それはそれはスバラシイ風味のケーキよ。
フィナンシェとカトルカールを足して2で割ったような、そんな焼き菓子です。




☆☆☆

レシピ (18cmタルト型)

薄力粉          70g
アーモンドパウダー   70g
無塩バター        110g
砂糖            110g
卵              2個(110g)
バニラオイル      少々


作り方

前準備

アーモンドパウダーは160度で3分、空焼きする。
焦がしバターを作り、茶漉しで漉しておく。
粉とアーモンドパウダーはよくあわせてふるう。
型にバターと小麦粉(分量外)を降って直前まで冷蔵庫へ入れておく。
オーブンは180度に余熱。

1、 ボールに卵を割り入れて溶きほぐし砂糖を加えてもったりするまであわ立てる。   ジェノワーズほど泡立てなくても大丈夫。
ジェノワーズのあわ立てを10だとしたら6,7位でOK。
バニラオイルを加えます。

2、 ふるっておいた粉類を一度に加え、ヘラで、丁寧に混ぜる。

3、 40度位まで冷めた焦がしバターを入れて、さらにヘラで丁寧に混ぜる。

4、 型に流し込み、180度のオーブンで約30分間焼く。
   粗熱が取れてから取り出します。
   好みで粉糖をふって、できあがり!



焦がしバターを作るまでがちょっと気合が必要。。
だって、深鍋で作っても、焦がす最中でバチバチはねて、
ガステーブルまわりに飛び散るのだものっ。





ふんわりした焼き上がりで、とてもおいしいです。
好みで上に、ナッツなどをトッピングしても。


ちなみに。
110gのバターで焦がしバターを作ったら、最終的には85gに
なりました。




美味しいニッポンの味。(^^)
抹茶の香る、マドレーヌです。




レシピ(シェル型15個分)

小麦粉      80g
抹茶        8g
BP        2g
バター      80g
上白糖     100g
卵       110g(2個)
蜂蜜       20g(アカシア、レンゲなどクセのないもの)







作り方


前準備

型に薄くバターを塗る
粉類をあわせて、よくふるう。
材料は全部室温。
バターは40度位に溶かしておく。


1、ボールに卵を溶く。完全に溶いてから、砂糖を加えよく混ぜる。

2、蜂蜜を加えさらに混ぜる。

3、バターを加えよく混ぜる。

4、ふるっておいた粉類を加え、よく混ぜる。

5、生地は絞り出し袋に入れて、冷蔵庫で一晩(半日)寝かす。

(半日後)

6、オーブンを180度に予熱して、約16分焼く。

ケーキって、型から取り出すタイミングが種類によっていろいろありますよね。
このマドレーヌは焼きあがって、手で触れる位になったらすぐ
取り出して網にあげて冷まして下さいね。
冷めてからはずすより、きれいにパカッと取れます。
(蜂蜜などが入ってる、生地のレシピのせい。)
もちろん冷めてからでもOKだけど、早く取り出したほうが、
貝殻模様がキリッとしています。


そして。

これもよく首をかしげる悩みだと思うの。
ケーキによって、どうして生地を一晩寝かしたりするのだろうって。
私もね、特に待つのが苦手なオンナだから、(今でも。)
早く焼きたいのにじれったいな~~~って、何度思ってきたことか!

(^_^;)

小学校3年生の冬に、オーブントースターでクッキーを焼いたのが
私の初めてのお菓子作りでした。
以来約30年間、いろいろ失敗してきて、その失敗のおかげでね、
いろんなコツと言われる、それらの理由を身をもって体験して、
覚えてきました。

人間って、自分が痛い思いをしないとわかんない事ってあるじゃない?
いくら誰かから正論を諭されても。(笑)

そう、失敗は成功の母って、ホントなのよね。

で、何故マドレーヌ(フィナンシェも)は、生地を寝かせるか。
それはね、
生地の焼き上がりのプロポーションが変わるからです。

さっき、確かファイルのどこかに、
あせって失敗したマドレーヌのいい具体例の写真があったはず、と
探してみたら、ありました!ありました!

コレコレ。コレよ。



この写真を見て!
これはね、生地を寝かさずに、すぐ焼いてしまった写真。


ほの暗い塩水の中で 砂抜きされて、
いい気持ちでだらけてる、それこそ本物の貝みたいでしょ。(笑)

そうなのです。待たないと落ち着きのない生地が、こんな風に暴れます。
もしくは大きめに膨らんで、マドレーヌに大切な食感が少々変わります。
BPの入れ過ぎも同じで、焼きあがった生地密度が全く変わってしまうの。
1gの差は、大きいです。

こういう小さな焼き菓子ほど、レシピの適当なアレンジによる誤差は
大きく出てしまう、と言うのも、(やった事があるから)知ってます。(^_^;)あははっ!


☆☆☆

新鮮なよい材料を使って、丁寧に作った手作りのお菓子は、
例え形が少々いびつになったとしても、
そのお味は飛びっきりよね。

でもでも、お菓子作りに目覚めた人は、
美味しいお菓子が焼けるようになってくると、
次に求めたくなるのが「美しいフォルム」ではないでしょうか。

私は、さっきも書いたけど、待つ事が苦手。
昔はともかく、でも今は我慢してちゃんと待ちます。
皆様も、こんな砂抜き中のアサリのようなマドレーヌを作ってみたい方以外は、
じっと我慢のコで、待って下さいね。

そう、焼き時間もオーブンによってだいぶ違いがあります。
私は今使っているのが3台目で、その辺も目の当たりにしてきました。
レシピ本を鵜呑みにしてはNGです。(^^)

ケーキの焼き上がり時間が近づいてきたら、
よかったら一度、庫内をじっと観察して見てください。
生地がマックスに膨らんだあとに、フッと一瞬、気のせいかなと思える程度ですが
少し焼き縮むのがわかります。
それがだいたい焼き上がりの合図よ。
私は時々覗き込みすぎて、ドライアイになってます。

☆☆☆

今日は、なんだか身勝手なウンチクをあれこれくどくど書いてしまって、せっかくの週末前だというのに、お目汚し、失礼いたしました~。


今日の東京は雪で寒かったです!!
明日も寒さは続きそう。

皆様、どうぞよい週末をお過ごし下さい☆



今シーズン最後って、さおりさんからフジを送ってもらったの。
しんちゃんが丹精こめて育ててるおいしいりんご。
我が家が食べるりんごの95%はさおりさんちのりんごよ。

作ってくれる人の顔がわかってるといただく時の気持ちも違うよ。
食べるものって、みんなそうよね。
アヤが小さい頃、このりんご畑の横を手を繋いで散歩していたから、
私の中の、そういう大切な記憶とも重なってるの。
りんごの花って、白くて可憐で、そして本当にいい香りなのよ。(^^)

どんなにおいしくて有名なものでも、
実は作ってる人がすごくイヤな人だったとわかったりすると、
途端においしく感じなくなるから不思議。
結局突き詰めていくと、何かを作る事って、人と也。心なのでしょう。

奥さんや彼女(もちろん旦那さんや彼氏),家族や友達。
自分の好きな人が作ってくれたご飯って、やっぱり特別だものね。


と、なんだか話が長くなりましたが、
こないだの焼きりんごで今季はりんごのお菓子も焼き納めかなって
思ったけれど、やっぱり衝動的に食べたくなって、パイを焼きました。



よく洗った皮を最初にレモン汁とお砂糖で火にかけると、きれいなルージュ色に染まります。
ただフジは、さほど赤くないのでこの位でした。
紅玉やスターキングなどの、真っ赤な皮のりんごで作るとね、
それはそれはすばらしい色になります。
それから実を入れると、きれいに色づきます。(^^)
この日のパイは皮ごと仕立ててしまったのだけれど、
この色に染まるのよ。来年、是非お試し下さい。



探したら、画像ありました!
こんな感じよ。



こんな風にオーブンへ。

ハート型は、型から落とした生地を抜いたものよ。
そしてストックのクランブル。
空焼きしてからりんごを詰めてます。



焼き上がりにシナモンシュガーをクランブルの上に振り掛けました。
いい香り!

大好きなりんごのお菓子の、今日がホントの焼き納め。
また来年の秋に会いましょう。(;_;)/~~~



今季最後の、シンプルなりんごのお菓子。



焼きりんごです。



今回使ったフィリングは、りんご5個に対して

市販のサブレ     80g
アーモンドパウダー  80g(薄く色づくまで空焼きする)
きび糖        大さじ2
シナモン       小さじ3分の2
レーズン       適量

それから私は加えなかったのだけど、好みでバターを入れても。



サブレは昔からのおなじみのこちらを使いました。(^^)
プレーンなクッキーなら、なんでも!




りんごのお菓子には、固くて甘酸っぱい紅玉が一番なのだけど、
出回る期間は短いのよね。
そして、保存に気をつけないとすぐ実がぼけてしまうのです。

りんごは、夏の終わりの品種、信濃レッドから始まって、
晩秋の頃に収穫を迎えるフジまで、様々な種類のりんごが出回っています。

今回私が使ったのは、フジ。
フジも身が引き締まっていて甘さと酸味を兼ね備えていて、
生食はもちろん、お菓子や料理にも適したりんごです。




(作り方)


貫通させないように注意してくり抜いた穴に、まずレモン汁を少々なじませます。
まずフィリングを大さじ2。
次にレーズンを数粒。
そしてまたフィリングを大さじ2。
再びレーズンを数粒。
そして最後に、フィリングをギュギュッと詰めます。

そして180度のオーブンで約45分。


焼いているとだんだんジュースがにじみ出てきます。
その美味しいジュースをフィリングが吸収しながら、
少しふっくら盛り上がってきます。
ジュースがあまりでなくなってきたら、焼き上がり!



お皿に移したら、シナモンを添えて、



無糖のヨーグルトをかけました。

温かい焼きりんごに添えるものとして、
バニラアイスや生クリームは定番ですね!
でもこの焼きりんごは、フィリングがギュッと詰まっているし、
焼きこんだりんごの凝縮した甘さとおいしさだけで
充分ステキ!

案の定、すごくさわやかでおいしかった!




フィリングも中の方は、さっくりとして、
柔らかなりんごとの食感のコントラストもよかったです。(^^)


もちろん、
翌日の冷蔵庫でひんやり冷やしたものもおいしかったわ!
是非お試しくださいね。



キャラメルを流して焼いた、パイナップルのケーキよ。
ふんわりとしっとりと、これまたオトナの味。



レシピ 15センチ丸型 (18cmで焼く時は1,5倍になります。)
     底が抜けるもの。抜けない場合は紙を敷いて下さい。


小麦粉         50g     (75g)
アーモンドパウダー   80g     (120g)
砂糖           70g    (105g)
卵             2個    (3個)
卵黄           1個分    (1個分)
有塩バター       80g     (120g) 
ラム酒         大さじ1    (大さじ2)
パイナップル(缶詰)   3枚     (5枚)

砂糖           70g    (105g)
水           大さじ2    (大さじ3)

  


作り方

前準備

アーモンドパウダーは160度で3分空焼きする。
小麦粉とアーモンドパウダーはよく振るう。
バターはチンして40度くらいに温めておく。
オーブンは180度に余熱。
型に薄くバターを塗る。(分量外)

1、キャラメルを作ります。
  鍋に砂糖を水を入れて、プリン用より若干薄めの琥珀色まで焦がしたら、
  型の底全体に、薄く流します。熱いのでやけどにくれぐれも注意ね。

2、水気をふき取ったパイナップルを並べます。

3、大きなボールに卵と卵黄を入れて、砂糖と一緒にもったりするまで
  よく泡立てます。
  ジェノワーズと同じ方法です。
  ここで注意することはね、卵をちゃんと溶きほぐす前に砂糖を入れないことよ。
  浸透圧の関係で卵黄の膜が固まってしまい、小さな黄色い粒々がケーキに
  残る事があるの。

4、ふるっておいた粉を入れて、ヘラで丁寧に混ぜます。

5、バターとラム酒を加え、つやつやするまでよく混ぜます。

6、型の8分目まで流し込み、180度のオーブンで約40分焼きます。
  18cm型の場合は10分ちょっと、長く焼いてね。




キャラメルのほろ苦さと、パイナップルのトロピカルなテイスト、そしてラム。
アーモンドの風味も豊かでとても美味しい!

もし、焼きたいけれどアーモンドパウダーが手元にない、
という時はね、全部小麦粉に置き換えも出来ます。
その時は、卵と同じ量(g)の小麦粉にします。量って下さいね。
ラムがない時は「バニラオイル+牛乳大さじ1」で代用して下さいね。
オリジナルと雰囲気は変わるけれど、優しい味になります。

パイナップルアップサイドダウンケーキって、
高校時代に、家庭科で作りました。
あれをもっと、オトナ味にしたの。

女子高生だったワタクシもね、オトナになったので。(^_^;)











今日の日経マガジンにチラッと掲載されていて、面白そうだったので
適当に作ってみました。
あまったパンやケーキ生地で作る、フランスのおやつだとか。

ちょうどカステラもあり、子供たちのバレンタインの友チョコの材料もまだありました。



オレンジピール、アーモンドダイス、カステラ、シナモン少々にグランマニエ。
フープロにかけて、あっという間に完成です。

じゃがいも型に丸めたら、ココアをまぶし、チョコチップで芽を付けました。
ラムボールのオレンジ版という感じのイメージで作ってみたの。
おもしろくって、そしておいしかった!

本場の本物は、どういうものなのかしら。興味があるわ!
今日初めて知ったお菓子です。
about
honeymint-tree
女性
フードアナリスト  

私の日記☆☆
 きらきらさらさら流れていく日々のことA melody of notes














過去3年間の毎日のご飯日記はコチラ

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